氷結 [海外翻訳]
雪と氷に包まれたピレネー山脈にある標高2000メートルの発電所で、皮を剥がれ首を切り落とされた馬の死体が発見される。
馬の持ち主は大富豪のロンバール。
その馬には、近くにある精神医療研究所に収容されている猟奇殺人鬼のDNAが残されていた。
その研究所は警備が厳重で絶対に抜け出すことはできないはずだった。
上層部から特命を受けたセルヴァス警部と美人憲兵隊員のジーグラーが捜査に当たると、15年前にこの地で起きた事件と関連している可能性が浮上する。
一方、研究所に新たに赴任した研究員が、研究所の地下に謎の通路があることを発見する。
◇ ◇ ◇
こんなに猟奇的な事件が、それもかなり不可能といえる場所で起こって大丈夫なのかなと思いつつ読み始めて、まああまり無理なく最後には説明がついたので、それなりにおもしろかったです。
フランスのミステリーは派手でえぐいのでいいですね。
セルヴァス警部はキャラが立っているし、ほかでも登場するみたいなので、追っかけて読んでみたいです。
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