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煽動者 [和書]


煽動者

煽動者

  • 作者: ジェフリー ディーヴァー
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2016/10/14
  • メディア: 単行本



リンカン・ライムシリーズのスピンオフとも言えるキャサリン・ダンス捜査官シリーズ。
キャサリン・ダンス捜査官はキネシクスの専門家だ。
尋問した人の癖や表情で嘘を見抜けるのだった。

舞台はカリフォルニア。
人気バンドのライブ中に火事が起きたという情報が流れる。
観客は非常口に殺到するが、非常口はトラックで塞がれて出られなくなっていた。
人々はパニックを起こし、倒れたり押しつぶされたりして、死傷者が出てしまった。

ダンスはこの事件の捜査をし始めるが、今度は人気作家の講演会場にピストルを持った男が乱入するという情報が流れ、聴衆はやはりパニックを起こし、ここでも死傷者が発生した。

◇ ◇ ◇

女性が主人公だとなぜか女王様チックになるようです。
ダンスは美人で優秀でモテモテなんです。
こういうときに犯人も捜査官に執着するのが常ですが、やはりこの話も犯人はダンスに執着します。
検屍官シリーズのスカーペッタを思い出してしまいました。

今回はキネシクスはあまり出てこなかった感じです。

終わりのほうはやはりディーヴァーらしくどんでんがえしが二重三重に続きます。

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王とサーカス [和書]


王とサーカス

王とサーカス

  • 作者: 米澤 穂信
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2015/07/29
  • メディア: 単行本



かつて新聞記者だった大刀洗万智は、雑誌社からの仕事をすることになる。
ネパールの旅行記事が初仕事となり、事前調査のためカトマンズに向かう。

泊まったホテルの近くで偶然少年と知り合いになり、彼をガイドに雇って町を散策していた。
そんな折、王宮で王族たちが多数殺害されるという大事件が起こる。

大刀洗は編集長にかけあって、事件の取材を行うことにする。
ホテルの女主人から王宮の警備をしていた軍人を紹介してもらい、密かに二人だけで会う約束を取り付ける。

◇ ◇ ◇

王宮で王族がひとりを除いてほとんどが死んでしまうという大事件が起こったとなれば、主人公がその陰謀に巻き込まれて事件を解決するのか?! とつい思ってしまいました。

そうではなく、もっと小さな殺人事件がふりかかってくるだけだったので、少し拍子抜けでした。
でも、そのくらいのほうが現実味があるのかもしれませんが。

ストーリーの鍵となるのはガイド役をした少年です。
彼は確か10歳くらいのはずなんですけど、そんな子供にあんなことができるか、少々疑問でした。
中学生くらいなら大丈夫だと思うのですが。

だからミステリーとしてはいまいちな感じでしたが、作者が描きたかったのはミステリーというよりは、ジャーナリストとしての姿勢だったらしいので、そうなってしまったんでしょうね。


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コンビニ人間 [和書]


コンビニ人間

コンビニ人間

  • 作者: 村田 沙耶香
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2016/07/27
  • メディア: 単行本



主人公の古倉恵子はコンビニで18年間アルバイトをしている36歳の独身女性。
周囲からはなぜ就職しないのか、なぜ結婚しないのかと突っつかれる。
突っつかれたら答えられるように、答えをいつも用意しいる。

小さい頃から彼女はどこか変わった少女で、「普通」のことができない。
コンビニの制服を着て、マニュアルどおりに動くコンビニならば働いていける。

そんな彼女の職場にひとりの男がアルバイトでやってくる。
彼はまじめに働かないばかりか、コンビニで働く人たちをバカにしていた。

では何故コンビニに来たのかと彼に恵子が訪ねると、婚活だという。
やがて恵子は彼にある提案をする。

◇ ◇ ◇

出だしはコンビニで働く人のエッセイみたいでしたが、白羽さんが出てくるあたりからすごく盛り上がってきます。

主人公は、「普通」になるように押しつけてくる周囲に悩みます。
確かにほっといてほしいと思うかもしれませんが、それが人間社会なのだと思います。
このままじゃ老後はどうなるの! と周囲は心配してくれているのです。

主人公はなんとか周囲が納得する形をとろうと努力するのですが、それが小説なのでびっくり仰天な形となります。
でも、誰でも多かれ少なかれ、周囲を納得させる体裁を整えているのではないでしょうかね。

いずれにしても、コンビニの店員さんて前からすごいなあと思っていました。
ひとりでありとあらゆることをこなさなくてはいけないですよね。
レジ打ちはもちろん、公共料金の支払いや宅急便を受けたり・・・・・・。
だから、この小説を機にもっとステータスがあがってほしいです。



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羊と鋼の森 [和書]


羊と鋼の森

羊と鋼の森

  • 作者: 宮下 奈都
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2015/09/11
  • メディア: 単行本



外村は北海道の高校生だったころ、学校にきたピアノの調律師の案内役を頼まれる。
調律師の仕事ぶりに魅せられた外村は、自分も調律師になろうと決心する。

専門学校を経て、めでたく楽器店に就職するのだが、なかなか先輩のように調律できずに苦悩する。

やがて才能のある双子の少女を担当することになるが・・・・・・。

◇ ◇ ◇

2016年度の本屋大賞に輝いた作品です。

羊は羊毛でできたピアノハンマー、鋼の森はピアノの弦のことらしいです。

わかりやすいタイトルですね。

若いときにこれになりたいと思って志しても、誰でもその分野で一流になれるわけではないんです。

自分の思うとおりになってないひとりなので、なんだか安心します。

それが現実なのだと改めて思いしらされます。

どこの世界でもすごく成功しているのはほんの一握りなんだと思います。

それでもりっぱな先輩を目指して努力していく主人公を見習いたいですね。



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64(ロクヨン) [和書]


64(ロクヨン)

64(ロクヨン)

  • 作者: 横山 秀夫
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2012/10
  • メディア: 単行本



舞台は日本のD県警。

わずか7日間で終わった昭和64年(1989年)に7歳の少女が誘拐された。
父親は2000万円の身代金を払ったが、少女は遺体で発見され、犯人はわからずじまい。
D県警ではこの事件をロクヨンと呼ぶようになった。
今はD県警の広報官となっている三上も当時は捜査一課で捜査に加わっていた。

ロクヨンも時効が近づき、東京から警察庁長官が視察に来ることになった。
広報官の三上はそのことを知らせに被害者宅へ訪れる。

しかし、長官の訪問は単なる視察ではなく、D県警の刑事部を脅かすものだという噂が流れる。
さらに、ロクヨン事件当時の刑事部の失態を暴露する「幸田メモ」なるものの存在がちらつくのだった。

昔は刑事だった三上は、警察署の中で刑事部と広報官との仕事の間で板挟みになってしまう。

◇ ◇ ◇

著者の横山氏は以前、地方の新聞記者だったそうです。
それだからだと思うのですが、警察署の広報と記者クラブとのやりとりや対立等がかなり詳しく書かれています。
最初のほうはほとんどそればかりで、少し閉口しました。
全体の4分3がそういった記者クラブとの対立、警察内の権力争いについての話だったので、ミステリーを読みたい人間には、この手の話は分量を減らしてほしかったです。

登場人物の心理も濃厚に書かれていて、もう少し淡泊なほうが私の好みでした。

後半であらたな誘拐事件が発生し、そのあたりからミステリーらしくなって読みやすくなりました。
最後のトリックというか、結末はおもしろかったです。


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真田忍者、参上!隠密伝奇傑作集 [和書]


真田忍者、参上!: 隠密伝奇傑作集 (河出文庫)

真田忍者、参上!: 隠密伝奇傑作集 (河出文庫)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2015/11/06
  • メディア: 文庫



柴田錬三郎のしびれる文章を読んでみたくなって、大好きな忍者ものを手に取りました。
本書は柴田錬三郎だけではなくそうそうたる作家の短編が収録されています。
真田忍者とくれば、猿飛佐助ですが、作家によって違った風にえがかれているのがおもしろかったです。

柴田錬三郎は文章がすごいというか、場面の構成力がうまいのではないかと改めて思いました。
登場人物の登場の仕方とか、身のこなしとかがかっこいいんですよね。


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ピラミッド・タウンを発掘する [和書]


ピラミッド・タウンを発掘する

ピラミッド・タウンを発掘する

  • 作者: 河江 肖剰
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2015/09/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



『世界ふしぎ発見』でときどきお見かけする考古学者、河江 肖剰氏の著書を読んでみました。

研究者が出された本ですと読むのに苦労したりするものですが、本書は素人向けにわかりやすく親切に書いてあり、読みやすかったです。

エジプトでの発掘というと王族の墓や財宝をすぐに思い浮かべますが、河江氏はピラミッドを作った人々に注目して発掘をされています。

どう作ったか、なぜ作ったか。

これまでは財宝の発見ばかりが重視され、本来的な考古学的な発掘の姿勢が後回しになっていて、貴重な発掘品が台無しにされていた傾向があったそうです。

考古学者のみなさんは、がんばっていらっしゃるようですが、やっぱり大変大昔のことなので、依然謎が多いみたいです。

日本人は古代エジプトが大好きですからね-。
眠っている遺物が発掘されて、謎が解明されることを願っています。
あとは科学技術の進歩が助けになるでしょうか。


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アメリカ文学のレッスン [和書]


アメリカ文学のレッスン (講談社現代新書)

アメリカ文学のレッスン (講談社現代新書)

  • 作者: 柴田 元幸
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2000/05/19
  • メディア: 新書



自分は英文科卒ではないので、英文学をきちんと学んだことがなかったため買ってみました。

具体的には、柴田元幸先生の読書会に知り合いが申し込んだのですが、体調をくずして私がピンチヒッターで参加したときに買った本です。

柴田先生は東京大学の教授をされていたかたで、翻訳者としても有名です。
私のまわりににはなぜか柴田先生のおっかけが多いんです。
読書会に参加したのをきっかけに柴田先生の別のイベントに行ったところ、職場の元上司が偶然来ていてびっくりしたこともありました。

本書は現代のアメリカ文学を、「名前」「食べる」「幽霊の正体」「破滅」「建てる」「組織」「愛の伝達」「勤労」「親子」「ラジオ」という切り口から、柴田先生が説明しています。

『ハックルベリー・フィンの冒険』とか『グレート・ギャッツビー』とか読んだことのある本から、まったく聞いたことのない作家、著書まで、おもしろく解説されています。

こういう本を少しずつ参考にして、英文学を勉強したいと思います。


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人生がときめく片づけの魔法 [和書]


人生がときめく片づけの魔法

人生がときめく片づけの魔法

  • 作者: 近藤麻理恵
  • 出版社/メーカー: サンマーク出版
  • 発売日: 2010/12/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



一昔前にベストセラーになった本を、またまた今頃読んでみました。
今も売れているようで、国内だけでなく世界各国で翻訳され読まれているようです。

著者の近藤麻理恵さんは片付けコンサルタントとして活躍されていたところ、本を出したらミリオンセラーに。
物心ついたときから片付けに興味があったそうで、若いのに片付けに関しては筋金入りの女子なんです。
人生を変える片付け、リバウンドしない片付けを提唱されています。

読みはじめたときには、どこか人生がときめくんだ?という感じでしたが、だんだん読みはじめていくと俄然片付けがしたくなります。
片付けにも順番があり、著者の「こんまり」さんの言うとおりの順番で捨てていくことが肝心なのです。
単なる整理の仕方ではなく、哲学的な要素もからんで物を捨てていきます。
こんまりさんは若いのに、かなりためになるポリシーを確立されているのに驚かされました。

私は元もとそんなにちらかった部屋に住んでいるわけではないので、あまり徹底的に実行しませんでしたが、結構捨てました。
大掃除のときにこの本を参考にして、がんばってみたいと思います。

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100歳まで元気でぽっくり逝ける眠り方 [和書]


100歳まで元気でぽっくり逝ける眠り方

100歳まで元気でぽっくり逝ける眠り方

  • 作者: 大谷 憲
  • 出版社/メーカー: あさ出版
  • 発売日: 2013/11/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



またベストセラー本を読んでみたくて、手に取ってみました。

しかし、これも2013年に出版された本なので、内容はすでに結構テレビやネットで取り上げられている感がありました。

体を冷やすと免疫力が低下する、という点は重要なんだなと改めて認識しました。

よく寝るとダイエットにつながるそうで、よく寝たいと思うのですが、なかなかできませんねー。


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