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氷結 [海外翻訳]


氷結 上 (ハーパーBOOKS)

氷結 上 (ハーパーBOOKS)

  • 作者: ベルナール ミニエ
  • 出版社/メーカー: ハーパーコリンズ・ ジャパン
  • 発売日: 2016/11/25
  • メディア: 文庫



氷結 上 (ハーパーBOOKS)

氷結 上 (ハーパーBOOKS)

  • 出版社/メーカー: ハーパーコリンズ・ジャパン
  • 発売日: 2016/11/24
  • メディア: Kindle版



雪と氷に包まれたピレネー山脈にある標高2000メートルの発電所で、皮を剥がれ首を切り落とされた馬の死体が発見される。
馬の持ち主は大富豪のロンバール。

その馬には、近くにある精神医療研究所に収容されている猟奇殺人鬼のDNAが残されていた。
その研究所は警備が厳重で絶対に抜け出すことはできないはずだった。

上層部から特命を受けたセルヴァス警部と美人憲兵隊員のジーグラーが捜査に当たると、15年前にこの地で起きた事件と関連している可能性が浮上する。

一方、研究所に新たに赴任した研究員が、研究所の地下に謎の通路があることを発見する。

◇ ◇ ◇

こんなに猟奇的な事件が、それもかなり不可能といえる場所で起こって大丈夫なのかなと思いつつ読み始めて、まああまり無理なく最後には説明がついたので、それなりにおもしろかったです。

フランスのミステリーは派手でえぐいのでいいですね。

セルヴァス警部はキャラが立っているし、ほかでも登場するみたいなので、追っかけて読んでみたいです。


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青鉛筆の女 [海外翻訳]


青鉛筆の女 (創元推理文庫)

青鉛筆の女 (創元推理文庫)

  • 作者: ゴードン・マカルパイン
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2017/02/26
  • メディア: 文庫



この物語は、現実世界での作家と編集者とのやりとりと、作家が書いている小説とが交互に出てきて、シンクロしながら進んでいきます。

第二次大戦中のアメリカで、日系アメリカ人タクミ・サトーは同じく日系アメリカ人を主人公とした小説を書いていました。

だんだんと戦況が厳しくなる中、編集者(青鉛筆の女)から日系人をヒーローとして描くのではなく、悪役として描くようにアドバイスされます。

すると突然、物語の主人はいままでと違った環境に放り込まれ、まわりの人間が自分のことを知らないと言い出します。
主人公は妻を探し始めますが、妻とそっくりの女が別人になってあらわれるのでした。

作家が青鉛筆の女のアドバイスどおりに話を変えると、意志や感情をもった登場人物たちがうろたえて驚いたりするんですけど、なんだかSFを読んでいるみたいでしっくりきませんでした。

本じゃなくてテレビドラマだったらおもしろかったかもしれません。

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宿命の地 [海外翻訳]


宿命の地(上) 1919年三部作 3 (講談社文庫)

宿命の地(上) 1919年三部作 3 (講談社文庫)

  • 作者: ロバート・ゴダード
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2017/05/16
  • メディア: 文庫



宿命の地(下) 1919年三部作 3 (講談社文庫)

宿命の地(下) 1919年三部作 3 (講談社文庫)

  • 作者: ロバート・ゴダード
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2017/05/16
  • メディア: 文庫



1919年三部作の最後を飾る舞台は日本。

元イギリス軍パイロットのマックスは実は日本で生まれだったことがわかる。
父ヘンリーの秘密を解き明かすには日本に行かなくてはならない。

仲間のマロリーやサムをはじめ、宿敵のレンマ-、戸村伯爵も日本に向かった。

あとから到着するマックスと合流するまでマロリーたちは準備をはじめるが、そんな彼らのところへマックスは死んだという知らせが届く。

◇ ◇ ◇

舞台が大正時代の日本ということで妙なおもしろさがあります。
海外の人が読んだら、それはそれはエキゾチックに思えることでしょう。
物語の都合上、英語ができる人が結構登場しますが、現代でもこんなに英語ができる人はいないのでは、という気がします。

出てくる人名がちゃんと漢字になっているのですが、どうやって決めたのか不思議でした。
ゴダードが決めたとは思えませんし。

3部作全体的に言えるのですが、ゴダードにしてはとても軽快な調子で進んでいきます。
冒険活劇だからなんでしょうね。

3部作ということですが、なんだか続きがあるような終わり方でした。
一応、5年後のマックスの話はできているらしいです。



怒り [海外翻訳]


怒り 上 (小学館文庫)

怒り 上 (小学館文庫)

  • 作者: ジグムント ミウォシェフスキ
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2017/07/06
  • メディア: 文庫



怒り 下 (小学館文庫)

怒り 下 (小学館文庫)

  • 作者: ジグムント ミウォシェフスキ
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2017/07/06
  • メディア: 文庫



ポーランドの北部の町オルシュテインの工事現場で白骨死体が発見された。
かつては防空壕だったため、担当になったシャツキ検察官は、戦時中に亡くなったドイツ人の遺体だろうと考えた。
ところが、検死官によると、亡くなった人は10日前には生きていたとう。
さらに、骨は複数の人間のものが混じっていた。
連続殺人事件の発生か?

一方、シャツキ検察官のところへ専業主婦の女が相談にやってきた。
夫が怖くてたまらないという。
ただ怖いというだけで事件性はないと判断したシャツキは女を家に帰したが、しばらくして気になって女の家を訪ねた。
すると、血の海の中に倒れている瀕死の女を発見するのだった。

◇ ◇ ◇

ポーランドのピエール・メートルと言われている作家の日本初の訳書です。
シャツキ検察官シリーズの3作目ですが、1作目と2作目はまだ邦訳されていません。

メートルのあの凄さと比べると普通な感じがします。
ショッキングな出だしの割には、犯人がショボすぎる気がしました。
後半にシャツキ自信も犯人に狙われるのですが、その理由がいまいち弱い感じがします。

ポーランドでは検察官が刑事のように事件を指揮し追っていくみたいです。


渇きと偽り [海外翻訳]


渇きと偽り (ハヤカワ・ミステリ)

渇きと偽り (ハヤカワ・ミステリ)

  • 作者: ジェイン・ハーパー
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2017/04/06
  • メディア: 新書



フォークは犯罪者の金の流れを追うのが専門の、オーストラリアの連邦捜査官だった。
幼なじみのルークの葬儀に出席するため、20年ぶりに故郷の町を訪れた。
彼が生まれ育った町は長い間の干ばつにより、金銭的にも、精神的にも打撃を受けていた。

ルークは妻と幼い子供を射殺し、あげくに自殺したという疑いがかけられていた。
それを信じられないルークの両親は、フォークに真犯人を見つけて欲しいと依頼する。

フォークは高校生のときにガールフレンドが水死したことで、町のみんなからは白い目で見られ、夜逃げ同然のような形で町を離れていたのだった。
そのせいで今でも冷たい態度を取られる中、保安官とともに事件を追っていく。

◇ ◇ ◇

小さな町での村八分状態の凄さが描かれています。
この話では煽動した人がいるのですが、それにしても、そんなにみんなが一斉に180度背を向けるものかな、という気がします。

あとはずっと雨が降ってないせいで、町中がイライラしているというのも、日本人には想像もつきませんね。

20年前のガールフレンドの死の謎と、ルークの死の謎が最後にはきちんと解決するのですが、なんかあまりすっきりしないのは、主人公のフォークが暗いからでしょうか。
まあ、暗くなかったら話が成立しないと思うので、しかたがないのですが。


オスロ警察殺人捜査課特別班 アイム・トラベリング・アローン [海外翻訳]


オスロ警察殺人捜査課特別班 アイム・トラベリング・アローン

オスロ警察殺人捜査課特別班 アイム・トラベリング・アローン

  • 作者: サムエル・ビョルク
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2016/12/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



オスロ郊外の森林の中で、六歳の少女の死体が発見される。
少女は木から吊され、首には「ひとり旅をしています」と書かれたタグが首に掛けられていた。

この奇っ怪な事件の捜査を任された老刑事ムンクは、昔の部下をメンバーに入れようとする。
その昔の部下とはミアという優秀な刑事だったが、今は警察をやめ、辺鄙な島にひとりで住んでいた。
彼女の双子の片割れの死に責任を感じて島に引きこもり、自殺することばかり考えていたのだった。


◇ ◇ ◇

北欧ミステリーってどうしてこうもおもしろい物ばかりなんでしょう。
最近読んだ中ではいちばん好きです。

特別班のメンバーがみな個性的でキャラが立っていますし、さまざまなエピソードが最後にはひとつになってすっきりエンディングを迎えます。


殺し屋を殺せ [海外翻訳]


殺し屋を殺せ (ハヤカワ文庫NV)

殺し屋を殺せ (ハヤカワ文庫NV)

  • 作者: クリス ホルム
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2016/10/21
  • メディア: 新書



元特殊部隊隊員のヘンドリクスは、作戦中に死亡したことになっていた。
実は奇跡的に一命をとりとめ、アンダーグラウンドの世界で生きていた。

殺し屋となっていたのだが、殺し屋を殺す殺し屋になっていたのだった。
命を狙われている人間を見つけ出すと近づいて、殺し屋を殺すことで報酬をもらっていた。

雇った殺し屋をことごとく殺された組織は、とうとう殺し屋を殺す殺し屋を抹殺しようと刺客を放つのだった。

◇ ◇ ◇

殺し屋を殺す殺し屋を殺す殺し屋。
うーん、ややこしいです。

もちろんアクション満載です。
アイデア的におもしろいので、ドラマか何かでシリーズかしたらヒットするのではないかと思います。


狼の領域 [海外翻訳]


狼の領域 (講談社文庫)

狼の領域 (講談社文庫)

  • 作者: シー.ジェイ・ボックス
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/10/14
  • メディア: 文庫



ワイオミング州猟区管理官ジョー・ピケット・シリーズの最新作。

違法行為を犯した罰として、家族から離れた土地で管理官をしていたジョー。
その罰則期間がもうすぐ終了するにあたり、担当地区の最後の見回りをすることにした。

山奥の湖にジョーがたどりつくと、そこで奇妙な姿の男が釣りをしていた。
どうやら違法に山に住み続けているように思われた。
その男は許可を得ずに釣りをしていたので、ジョーは規則どおり違反キップを切った。

しかし、その男はもうひとりの双子の兄弟とともに、ジョーを襲った。
怪我を負い、命からがらふたりから逃げだジョーは、山奥でひとり住んでいる女に助けられた。

ようやく家族のもとに帰ったジョーのところへ、中年の夫婦が訪ねてくる。
その夫婦は行方不明になった娘を捜していた。
山で遭遇した女がその娘だと確信したジョーは、友人の鷹匠ネイトとともに再び山へはいるのだった。

◇ ◇ ◇

アメリカの大自然はスケールがちがいます。
山の見回りと言っても何日間もかかります。
1日では帰ってこれません。
こういう大自然を舞台に銃を手にして悪人をやっつけるというストーリーにみんな痺れるのでしょうね。

鷹匠ネイトというのが大人気のキャラで、ネイトを主人公にしたスピンオフもアメリカでは出ているそうです。
それも是非読んでみたいです。

少々無鉄砲だけどまっすぐな主人公に、嫌みな人間がちょっかいを出す、という設定もはらはらしておもしろさを加えているように思えます。


ネバー・ゴー・バック [海外翻訳]


ネバー・ゴー・バック(上) (講談社文庫)

ネバー・ゴー・バック(上) (講談社文庫)

  • 作者: リー・チャイルド
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/11/15
  • メディア: 文庫



ネバー・ゴー・バック(下) (講談社文庫)

ネバー・ゴー・バック(下) (講談社文庫)

  • 作者: リー・チャイルド
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/11/15
  • メディア: 文庫



かつて陸軍の憲兵だったジャック・リーチャーは、今は退役して自由気ままにアメリカ中を放浪していた。

とこらが、以前に事件に巻き込まれたときに助けてもらったことのあるターナー少佐に会いにやってくると、突然、特別部隊に戻されることになり、その後すぐに傷害致死の容疑で拘束されたのだった。

さらに、リーチャーに娘がいるかもしれないという疑惑も持ち上がる。
わけがわからすにいると、ターナー少佐も身に覚えのない罪によって勾留されてしまう。

何か大きな事件が背景にあると思ったリーチャーは、ターナー少佐を拘束から助け出し、ターナーとともにさまざまな疑惑を解決しようとする。

◇ ◇ ◇

リー・チャイルドの人気シリーズ。
アメリカではものすごい人気です。
リー・チャイルドはジャック・リーチャーを主人公にした小説しか書いていないそうです。

本作はトム・クルーズ主演で、映画になった第二弾の原作となります。

リーチャーとターナーで陰謀を解き明かしていくのですが、軍の施設から脱獄したりして、そんなことしていいの!と突っ込みたくなります。
それにすんなりと従っていくターナーにもびっくりします。

とにかく本が出たら必ず読むと心に決めている人が大勢いるので(私もそのひとり)、設定を考えるのが大変になってきているような気がします。

リーチャーも歳を取ってきていて(トム・クルーズと同じくらい?)、いつまで放浪生活をしていけるのか。
いつまで相手を倒していられるのか。
その点を注目していきたいと思います。


メソッド15/33 [海外翻訳]


メソッド15/33 (ハヤカワ文庫NV)

メソッド15/33 (ハヤカワ文庫NV)

  • 作者: シャノン・カーク
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2016/11/09
  • メディア: 文庫



ふと少女が気がつくと密室状態の部屋に入れられていた。
少女は高校生で、お腹には赤ん坊がいる。
どうやら誘拐されたらしい。

ときおり食事が与えられることと、目隠しされてトイレに行くことは許された。
しばらくするとラジオももらえた。
やがて誘拐犯は彼女のお腹の子を狙っていることがわかる。
子供が生まれたら、ほしがっている夫婦に売り渡す予定だった。

しかし、彼女は普通の女子高生ではなかった。
天才的な頭脳の持ち主で、精神力も並外れていた。
彼女は与えられた環境と材料で、脱出を虎視眈々と狙うのだった。

◇ ◇ ◇

この本は、あまり話題にならなかったように思えますが、私はすごくおもしろかったです。
斬新な構成になっていますし、途中で「えー、そうなの!」と思わせるところがあるからです。
妊娠中の女性というとかなり弱い立場だと思いますが、彼女は最悪の状態にもめげずにがんばりますし。

主人公の女性が活躍する続編も出て欲しいです。


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