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赤く微笑む春 [海外翻訳]


赤く微笑む春 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

赤く微笑む春 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

  • 作者: ヨハン・テオリン
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2013/04/10
  • メディア: 単行本



エーランド島4部作を通しての主人公で、元船長のイェルロフは、高齢者ホームを一時的に出て、海沿いの自分の村でしばらく過ごすことにした。

そんなイェルロフの近所に、新しくペール・メルネルがやってきた。
彼は離婚していたが、双子の男女の子供がいた。
双子の女の子は重い病で入院していた。

ある日、ペールのところへ年老いた父から電話があり、迎えに来てくれという。
父とはずっと疎遠になっていたが、ペールは父を探しに行く。
約束の場所に父親がいなかったので、家を訪ねてみると、父は刺し傷を負って倒れていた。

すると、どこからともなく火の手があがり、まだ息のある父をペールは外に連れ出す。
中にまだ人がいそうだったので、もう一度家の中に行くが、火の勢いがあまりにも強く、そのまま外に出る。

その後、家の中で男女の遺体が見つかるが、病気でうまくしゃべれない父は、何があったか説明できないでいた。
ひたすら昔の仕事仲間の名前を繰り返すだけだった。

深刻な問題が次々とペールを悩ましていたが、近所の中年の奥さんとジョギングをすることでペールは癒されていた。

彼女はいまでもトロールとエルフの存在を信じており、ペールの娘のためにエルフに祈るのだった。

◇ ◇ ◇

けっして短いとはいえない話ですし、淡々とした調子で物語が進んでいくのですが、飽きることなく読んでいけます。

80代のイェルロフですが、肝心なところで大活躍します。

それがさりげなく自然に登場するので、うまいなーと思います。

何十年か前の過去が現代に影響して殺人が起きる、という私の好きな展開なので、とても楽しめました。


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