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ネメシス 復讐の女神 [海外翻訳]


ネメシス (上) 復讐の女神 (集英社文庫)

ネメシス (上) 復讐の女神 (集英社文庫)

  • 作者: ジョー ネスボ
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2015/07/17
  • メディア: 文庫



ネメシス (下) 復讐の女神 (集英社文庫)

ネメシス (下) 復讐の女神 (集英社文庫)

  • 作者: ジョー ネスボ
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2015/07/17
  • メディア: 文庫



オスロ警察のハリー・ホーレ警部シリーズの最新作。
(最新作といっても、原書が刊行されたのは2002年)

オスロの銀行に強盗がはいり、窓口係の女性が少し手間取ったというだけで犯人に射殺されてしまう。
同時刻にアメリカ大使公邸に爆弾が仕掛けられたという通報があり、警察はそちらに手一杯で、銀行強盗はたやすく逃げおおせることができた。

ハリーは新人刑事ベアーテと共に事件にあたるが、ぬかりない犯人はまったく手がかりを残していなかった。
だが、ベアーテには一度見た顔は忘れないという特殊な才能があり、ふたりは防犯カメラの映像からなんとか糸口を見つけようとしていた。

その一方で、ハリーはプライベートでも問題を抱えることになった。
銀行強盗事件の直後、以前に短い間つきあっていたアンナから呼び出されて、アンナの家で食事を共にすることになった。
すると、あるときから記憶がなくなり、気がついたときには朝になっていた。
しかも、傍らでアンナが拳銃を手にして死んでいるのを発見するのだった。

ハリーはアンナの家からこっそり出ていくが、アンナの事件を担当することになる。
自殺として処理されたが、アンナが自殺するはずがないと思ったハリーは、独自に調査をはじめるのだった。

◇ ◇ ◇

ハリーはアルコール依存症を克服しようとしている、型破りだが優秀な刑事です。
どこかで聞いたことのあるパターンですが、ありがちなパターンでもそれがやっぱりおもしろかったりします。

型破りだけど、ちゃんとハリーとベアーテは捜査をしていて、その捜査の積みかねで事件が解決していくところが、好感が持てました。

北欧ミステリーを読む機会が多くなりましたが、読むたび、北欧は随分アメリカの文化に染まっているなあという印象を受けます。
アメリカの音楽とか、ブランド品とかが普通に出てきてくるのです。
イギリスやフランスの小説より、その傾向がずっと強い気まします。



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ミシェル・デマルケ

ありがちなキャラ設定、ストーリーの転がり方なのに、
面白い、夢中になれるっていうのは、作家の実力が
確かということだと思ってます。

いつも同じようなことを言いますけど、たとえるなら、
マンネリストーリーの時代劇だけど、俳優の迫真の
演技でぐいぐい魅せてくれて、視聴者が感動できる
ポイントを心得た脚本だから、つい毎回見ちゃう・・・
的なことでしょうか?

ところで全然読んでないから「へぇ」っと思っちゃうん
ですけど、北欧小説なんだけどアメリカ文化圏のお
話のようって感じるんですか。

イイ、ワルイじゃなくて、だから世界的に受け入れられ
やすいってことなんでしょうね、きっと。
by ミシェル・デマルケ (2015-12-17 11:40) 

美月

>ミシェルさん

ちょっと癖のある刑事がゴタゴタしつつも事件を解決するという話が、やっぱり好きみたいです、私。

名前さえ聞き慣れない名前じゃなければ、アメリカの話だと思って最後まで読んでしまうかもしれません。


by 美月 (2015-12-17 13:26) 

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