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オスロ警察殺人捜査課特別班 アイム・トラベリング・アローン [海外翻訳]


オスロ警察殺人捜査課特別班 アイム・トラベリング・アローン

オスロ警察殺人捜査課特別班 アイム・トラベリング・アローン

  • 作者: サムエル・ビョルク
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2016/12/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



オスロ郊外の森林の中で、六歳の少女の死体が発見される。
少女は木から吊され、首には「ひとり旅をしています」と書かれたタグが首に掛けられていた。

この奇っ怪な事件の捜査を任された老刑事ムンクは、昔の部下をメンバーに入れようとする。
その昔の部下とはミアという優秀な刑事だったが、今は警察をやめ、辺鄙な島にひとりで住んでいた。
彼女の双子の片割れの死に責任を感じて島に引きこもり、自殺することばかり考えていたのだった。


◇ ◇ ◇

北欧ミステリーってどうしてこうもおもしろい物ばかりなんでしょう。
最近読んだ中ではいちばん好きです。

特別班のメンバーがみな個性的でキャラが立っていますし、さまざまなエピソードが最後にはひとつになってすっきりエンディングを迎えます。


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殺し屋を殺せ [海外翻訳]


殺し屋を殺せ (ハヤカワ文庫NV)

殺し屋を殺せ (ハヤカワ文庫NV)

  • 作者: クリス ホルム
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2016/10/21
  • メディア: 新書



元特殊部隊隊員のヘンドリクスは、作戦中に死亡したことになっていた。
実は奇跡的に一命をとりとめ、アンダーグラウンドの世界で生きていた。

殺し屋となっていたのだが、殺し屋を殺す殺し屋になっていたのだった。
命を狙われている人間を見つけ出すと近づいて、殺し屋を殺すことで報酬をもらっていた。

雇った殺し屋をことごとく殺された組織は、とうとう殺し屋を殺す殺し屋を抹殺しようと刺客を放つのだった。

◇ ◇ ◇

殺し屋を殺す殺し屋を殺す殺し屋。
うーん、ややこしいです。

もちろんアクション満載です。
アイデア的におもしろいので、ドラマか何かでシリーズかしたらヒットするのではないかと思います。


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狼の領域 [海外翻訳]


狼の領域 (講談社文庫)

狼の領域 (講談社文庫)

  • 作者: シー.ジェイ・ボックス
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/10/14
  • メディア: 文庫



ワイオミング州猟区管理官ジョー・ピケット・シリーズの最新作。

違法行為を犯した罰として、家族から離れた土地で管理官をしていたジョー。
その罰則期間がもうすぐ終了するにあたり、担当地区の最後の見回りをすることにした。

山奥の湖にジョーがたどりつくと、そこで奇妙な姿の男が釣りをしていた。
どうやら違法に山に住み続けているように思われた。
その男は許可を得ずに釣りをしていたので、ジョーは規則どおり違反キップを切った。

しかし、その男はもうひとりの双子の兄弟とともに、ジョーを襲った。
怪我を負い、命からがらふたりから逃げだジョーは、山奥でひとり住んでいる女に助けられた。

ようやく家族のもとに帰ったジョーのところへ、中年の夫婦が訪ねてくる。
その夫婦は行方不明になった娘を捜していた。
山で遭遇した女がその娘だと確信したジョーは、友人の鷹匠ネイトとともに再び山へはいるのだった。

◇ ◇ ◇

アメリカの大自然はスケールがちがいます。
山の見回りと言っても何日間もかかります。
1日では帰ってこれません。
こういう大自然を舞台に銃を手にして悪人をやっつけるというストーリーにみんな痺れるのでしょうね。

鷹匠ネイトというのが大人気のキャラで、ネイトを主人公にしたスピンオフもアメリカでは出ているそうです。
それも是非読んでみたいです。

少々無鉄砲だけどまっすぐな主人公に、嫌みな人間がちょっかいを出す、という設定もはらはらしておもしろさを加えているように思えます。


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ネバー・ゴー・バック [海外翻訳]


ネバー・ゴー・バック(上) (講談社文庫)

ネバー・ゴー・バック(上) (講談社文庫)

  • 作者: リー・チャイルド
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/11/15
  • メディア: 文庫



ネバー・ゴー・バック(下) (講談社文庫)

ネバー・ゴー・バック(下) (講談社文庫)

  • 作者: リー・チャイルド
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/11/15
  • メディア: 文庫



かつて陸軍の憲兵だったジャック・リーチャーは、今は退役して自由気ままにアメリカ中を放浪していた。

とこらが、以前に事件に巻き込まれたときに助けてもらったことのあるターナー少佐に会いにやってくると、突然、特別部隊に戻されることになり、その後すぐに傷害致死の容疑で拘束されたのだった。

さらに、リーチャーに娘がいるかもしれないという疑惑も持ち上がる。
わけがわからすにいると、ターナー少佐も身に覚えのない罪によって勾留されてしまう。

何か大きな事件が背景にあると思ったリーチャーは、ターナー少佐を拘束から助け出し、ターナーとともにさまざまな疑惑を解決しようとする。

◇ ◇ ◇

リー・チャイルドの人気シリーズ。
アメリカではものすごい人気です。
リー・チャイルドはジャック・リーチャーを主人公にした小説しか書いていないそうです。

本作はトム・クルーズ主演で、映画になった第二弾の原作となります。

リーチャーとターナーで陰謀を解き明かしていくのですが、軍の施設から脱獄したりして、そんなことしていいの!と突っ込みたくなります。
それにすんなりと従っていくターナーにもびっくりします。

とにかく本が出たら必ず読むと心に決めている人が大勢いるので(私もそのひとり)、設定を考えるのが大変になってきているような気がします。

リーチャーも歳を取ってきていて(トム・クルーズと同じくらい?)、いつまで放浪生活をしていけるのか。
いつまで相手を倒していられるのか。
その点を注目していきたいと思います。


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メソッド15/33 [海外翻訳]


メソッド15/33 (ハヤカワ文庫NV)

メソッド15/33 (ハヤカワ文庫NV)

  • 作者: シャノン・カーク
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2016/11/09
  • メディア: 文庫



ふと少女が気がつくと密室状態の部屋に入れられていた。
少女は高校生で、お腹には赤ん坊がいる。
どうやら誘拐されたらしい。

ときおり食事が与えられることと、目隠しされてトイレに行くことは許された。
しばらくするとラジオももらえた。
やがて誘拐犯は彼女のお腹の子を狙っていることがわかる。
子供が生まれたら、ほしがっている夫婦に売り渡す予定だった。

しかし、彼女は普通の女子高生ではなかった。
天才的な頭脳の持ち主で、精神力も並外れていた。
彼女は与えられた環境と材料で、脱出を虎視眈々と狙うのだった。

◇ ◇ ◇

この本は、あまり話題にならなかったように思えますが、私はすごくおもしろかったです。
斬新な構成になっていますし、途中で「えー、そうなの!」と思わせるところがあるからです。
妊娠中の女性というとかなり弱い立場だと思いますが、彼女は最悪の状態にもめげずにがんばりますし。

主人公の女性が活躍する続編も出て欲しいです。


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灰色の密命 [海外翻訳]


灰色の密命(上) 1919年三部作 2 (講談社文庫)

灰色の密命(上) 1919年三部作 2 (講談社文庫)

  • 作者: ロバート・ゴダード
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2017/03/15
  • メディア: 文庫



灰色の密命(下) 1919年三部作 2 (講談社文庫)

灰色の密命(下) 1919年三部作 2 (講談社文庫)

  • 作者: ロバート・ゴダード
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2017/03/15
  • メディア: 文庫



第一次大戦中はイギリス空軍パイロットだったマックス。
その父殺害にまつわる大きな陰謀を描いた三部作のうちの第二部。

父親殺害の謎を解明しようと、陰謀の鍵を握っている、ドイツのスパイ網を牛耳るレンマーの懐にマックスは飛び込んでいく。
レンマーの指示でマックスは極秘ファイルを奪いにドイツの軍艦に侵入する。

極秘ファイルを解読しようとするマックスには別の敵も存在した。
戦後の講和会議の日本代表となった戸村伯爵とその息子だった。

◇ ◇ ◇

文句なく楽しく、はらはらしながら読んでいけます。
マックスはいいところのお坊ちゃまという設定にしたのはうまいですね。
生活費を考えなずに冒険に身を投じていられますから。

それとイギリスのスパイ小説に日本人が登場するのはかなり異例かも。

第三部の題名は「宿命の地」です。
当然ながら日本のことでしょう。
ゴダードがどんなふうに日本を描くのか。
いまから楽しみです。


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終わりなき道 [海外翻訳]


終わりなき道 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

終わりなき道 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

  • 作者: ジョン ハート
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2016/08/05
  • メディア: 新書



主人公の刑事エリザベスは、誘拐されレイプされた少女をひとり助けたのだが、警察内外から避難を浴びていた。
犯人の黒人を射殺してしまったのだが、それが過剰だったのでは? という疑いがもたれていた。
しかし、エリザベスは事件の詳細についてかたくなに口を閉じていたので、下手をすると罪に問われる可能性があった。

そんな折、エリザベスの元同僚で、殺人の罪で服役していたエイドリアンが釈放になった。
エイドリアンが釈放されたとたん、異様な状態の女性の死体が次々と発見されていく。

エリザベスは、昔自殺しようとしていたところをエイドリアンに助けられたことがあり、彼の無実をひとり信じていた。

◇ ◇ ◇

ジョン・ハートはよく言えば情緒的、悪く言えば暗くて湿っぽいという印象だったので、敬遠していました。
まわりがおもしろいと絶賛するので、読んでみました。

暗くて湿っぽいいつもの調子は感じられず、かなりエンタメを意識して書かれたのではないでしょうか。

いろいろなことが盛りだくさんで、その分、突っ込みどころ満載でした。

よくできた作品だと思いますが、最後が「えーっ、こんなラストでいいの?」
「どこが『終わりなき道』なんだ? 終わったじゃないの」という内容だったので、少々拍子抜けしました。


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拾った女 [海外翻訳]


拾った女 (扶桑社文庫)

拾った女 (扶桑社文庫)

  • 作者: チャールズ ウィルフォード
  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2016/07/02
  • メディア: 文庫



1950年代のアメリカ。

ハリーは画家で身を立てるのが夢だったが、才能がないことを自覚し、小さなレストランでコックとしてまじめに働いていた。

唯一の楽しみは仕事を終えたあとのお酒だった。
馴染みのバーにはツケがたまっているほどだった。

そんなハリーの職場にヘレンという魅力的な女がふらりとやってきた。
ヘレンは所持金をほとんど持っていなかったため、ハリーはヘレンに酒をおごってやり自分のアパートメントに泊めてやった。

ヘレンもハリーに負けず劣らずの酒飲みで、ハリーとヘレンはふたりで酒におぼれていくのだった。

◇ ◇ ◇

酒を浴びるほど飲んで、そのせいでどん底まで落ちていく男の話です。
あそこまで酒を飲んで身を崩していくというのが、やはり現代とはちがうなと思いました。
今だったら、必ずアルコール依存症の会に行くという設定が出てきますからね。

ミステリーというより純文学という気がしました。
悩んで自暴自棄になったりするのって多いですよね、純文学には。
ミステリーなら悪を退治して解決してほしいです。
だからもっと違ったタイトルにして、ミステリーではない路線でいったほうが、もっと名作として注目されるのではないでしょうか。


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煽動者 [和書]


煽動者

煽動者

  • 作者: ジェフリー ディーヴァー
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2016/10/14
  • メディア: 単行本



リンカン・ライムシリーズのスピンオフとも言えるキャサリン・ダンス捜査官シリーズ。
キャサリン・ダンス捜査官はキネシクスの専門家だ。
尋問した人の癖や表情で嘘を見抜けるのだった。

舞台はカリフォルニア。
人気バンドのライブ中に火事が起きたという情報が流れる。
観客は非常口に殺到するが、非常口はトラックで塞がれて出られなくなっていた。
人々はパニックを起こし、倒れたり押しつぶされたりして、死傷者が出てしまった。

ダンスはこの事件の捜査をし始めるが、今度は人気作家の講演会場にピストルを持った男が乱入するという情報が流れ、聴衆はやはりパニックを起こし、ここでも死傷者が発生した。

◇ ◇ ◇

女性が主人公だとなぜか女王様チックになるようです。
ダンスは美人で優秀でモテモテなんです。
こういうときに犯人も捜査官に執着するのが常ですが、やはりこの話も犯人はダンスに執着します。
検屍官シリーズのスカーペッタを思い出してしまいました。

今回はキネシクスはあまり出てこなかった感じです。

終わりのほうはやはりディーヴァーらしくどんでんがえしが二重三重に続きます。

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傷だらけのカミーユ [海外翻訳]


傷だらけのカミーユ (文春文庫) (文春文庫 ル 6-4)

傷だらけのカミーユ (文春文庫) (文春文庫 ル 6-4)

  • 作者: ピエール・ルメートル
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2016/10/07
  • メディア: 文庫



あの大ヒット作『その女アレックス』に登場したカミーユ警部のその後です。

5年前に妻イレーヌを亡くしたカミーユにも春が訪れていた。
身長148センチのカミーユのどこがいいのか、美しいアンヌとカミーユは仲良く暮らしていた。

ある日、アンヌが出かけた先で強盗に出くわし、滅多滅多に傷つけられてしまう。
どうしても自分の手で犯人を追いたいカミーユは、アンヌが恋人であることを隠して捜査にあたる。
アンヌに顔を見られた強盗が病院にいるアンヌに忍び寄るのだった。

◇ ◇ ◇

カミーユ警部シリーズの三部作の完結編だと言われています。
でも、キャラのたった登場人物が出てくるミステリーは楽しいので、これで終わりにしてほしくないです。

冒頭でカミーユの部下で、やはりキャラのたった人物のお葬式の模様がでてきますが、あれ? 病気だったっけと思いました。
彼が死んでしまったのもつまらないです。
やはりカミーユ警部シリーズはもうないのでしょうか。

『悲しみのイレーヌ』と『その女アレックス』があまりにも強烈で、猟奇的だったので、それに比べると本作は地味に見えてしまいますが、充分はらはらさせてくれますし、かなり大がかりなどんでん返しがあります。

カミーユ警部ものの未訳の中編があるらしいので、ぜひ訳していただきたいものです。


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